オリーブオイルが白濁する理由
オリーブオイルは10℃くらいに温度が下がると白濁してきます。また、更に温度が6℃以下に下がると凍ったように白く固まったような状態となりビンの底の方に沈殿します。
これはオリーブオイルにはオレイン酸が70〜80%も含有された油だからです。とくに、エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの果実からそのまま搾られた油ですからスクアレン、ステロール、トコフェロールなどの不鹸化物も0.5〜1.5%含有されていますので、より白濁しやすくなります。
もちろんこれは単なる物理現象ですから、油の品質には問題ありません。
ぬるま湯につけるなどして温めればとけて元に戻ります。
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