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桐油



原産国:中国産と日本産では油の性質が異なる
トウダイグサ科の支那油桐の種子から得られる。油分は種子に約35%核に50〜60%含まれている。冷圧法によって得た油は黄色またはオレンジ色であるが、温圧法による油は暗色を帯びる。
融点-17〜21℃、比重dF0.93〜0.94、屈折率nJ1.51〜1.52、鹸化価188〜197、沃素価155〜175、ロダン価78〜87、タイター36〜37℃、不鹸化物0.6〜1.8%である。脂肪酸組成は、飽和酸は2〜7%でパルミチン酸が多く、不飽和酸93〜98%のうちαエレオステアリン酸(9.11.13オクタデカトリエン酸)が約80%を占めるのが大きな特徴である。例をあげれば飽和酸4%、オレイン酸9%、αエレオステアリン酸77%である。用途は塗料・リノリウム・印刷インキなどである。

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